ネットワークスペシャリストに合格したのでその感想
12/16(金)はネットワークスペシャリスト試験の合格発表日だった。
発表時間の正午すぐに IPAのホームページにアクセスして試験結果を確認した。
皆一斉にアクセスしたためであろうか、ネットワークの遅さに苦労しながらなんとか合格発表ページをみたところ無事に合格していた。
忘れないうちに反省点などをまとめておこうと思う。
試験対策
ネットワークに関する知識は、普段から分からない部分があれば調べるようにしていたため知識的な部分はクリアしていたと思う。昨年は午後2で長文問題が解けず落ちてしまったため、その対策に重点的に時間を当てることにした。
試験対策にかけた時間は2週間ほどだったが、下の2冊の参考書を読んだ後に過去問を3年ほど解くことで効率良く勉強できた。どちらの本も役に立ったのでオススメしたい。
ネスペ 27 礎 -ネットワークスペシャリストの最も詳しい過去問解説 (情報処理技術者試験)
- 作者: 左門至峰,平田賀一,山内大史,幸田廣信
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は1年分の試験問題のうち午後1、午後2について1冊を使って解説している。
この本の解説を読むと1つの問題を解くだけでも、その背景には深い考えや知識が必要だと分かり、勉強する際にどのくらい深く理解すればよいのかの目安になると思う。
この本は筆記問題の解き方のテクニックが前半で説明されている。この本を読んだ後に、実際に過去問で実践したおかげで筆記問題を解けるようになったと思う。また、過去に問われたことのある問題をカテゴリごと分類しており、どのような問題が問われやすいのかまとめてくれていたのも助かった。
試験の感想
午前1、2は省略。
午前1は問1と問3を選択しました。それぞれメールの運用と移行計画について問われており、経験があったので選択したのだが結果はわりと危なかった。
問2は過去にも問われていそうな無線LANに関する問題だったので、きちんと対策できている場合はそちらを選択しただろう。
午後2は問1を選択した。理由は消去法で、問2で問われていたVPNに自信がなかったからであるが、良く問われる題材でもあるのでしっかり対策しておくべきだった。
問1は音声電話に関する問題が出題されていたが、必要な知識は問題文中で解説されているためネットワークの基礎知識があれば解けるようになっていたと思う。
反省など
知らない用語に出会ったら普段から調べるようにしていたのは大切だと思うが、それだけだと知識にむらができてしまうため、試験範囲を確認した上で普段なじみのない分野については教科書で勉強し実機で試しておくべきだった。
来春はデータベーススペシャリスト試験を受験予定であるが、業務的には論理設計のみで物理設計は行う機会がないので、上記の反省を活かしていきたい。